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元自衛官が教える自衛隊の体力検定とは!?

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みなさんこんにちは!

今回は自衛隊で行われている体力検定というものについて書こうと思います。

体力検定とはわかりやすく言えばスポーツテストのようなものです。

若手隊員のうちは体力さえあれば一目置かれるので割と重要です。

これから自衛官になる人や自衛官になったばかりの新隊員にとって有益な記事になれば幸いです。

 

ちなみに私は元自衛官で、約2年間自衛隊にいました。

 

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体力検定は私にとっても思い出深いもので、最上位の1級になるために必死で努力した記憶があります。体力だけは自信があったので、結果1級を取ることができました。

今回はその経験から体力検定について書こうと思います。

 

本記事を読むメリット

  • 自衛隊体力検定の内容がわかる
  • 体力検定で1級をとる方法がわかる

自衛隊は閉ざされた空間なので、自衛官以外の人にとっても気になる情報かと思います。

ぜひ見ていただきたいと思います。

 

目次です。

自衛隊の体力検定とは

自衛隊の体力検定とは、隊員の体力を図るためのもので、定期的に実施されるものです。

種目は全部で6種目あり、いずれもハードなものばかりです。

また、各種目ごとに級が設定されていて、最終的に何級かを判定します。

細かい判定の基準は覚えていませんが、1級に関しては以下の通りです。

 

体力検定1級の基準

  • 腕立て伏せ    85回以上
  • 腹筋       85回以上
  • 3000m走   10分38秒以内
  • 走り幅跳び    5m10cm以上
  • ソフトボール投げ 64m以上
  • 懸垂       18回以上

私がいた当時はこんな感じでした。

たまに変更したりすることもありますが大きな変化はないかと思います。

ちなみに腕立て伏せと腹筋は2分間での回数、懸垂は完全に腕を伸ばします。

これらの6種目を1日でこなすのでなかなかハードな1日になります。

 

体力検定自体は自衛官としての給与に反映されたりすることなどはありませんが、新人自衛官にとっては1級を取得することで一目置かれるというメリットがあります。

新隊員教育期間には月に1回ほど実施され、教育期間中の成績にも関わってくるので割と重要です。地道なトレーニングと対策をしましょう。

体力検定の種目ごとの対策

 体力検定の種目についてはすでに上に書いてあるとおりです。

種目ごとに対策を詳しく解説します。

腕立て伏せ

腕立て伏せはペアで行います。

実施者は通常の腕立て伏せを2分間行います。ここでいう通常の腕立て伏せとは肩幅程度に開いて手をつき、ついた手のひらが自分から見てハの字になるようにします。そこから上体を真っ直ぐ保ったままアゴが地面に着くまで下ろします。

その時にペアの人はアゴが着く位置に手を置き、クッションの役割をします。回数の数え方は手にアゴが触れた回数です。

 

目標回数は85回になりますが、やってみるとなかなかの難易度です。

対策としてはとにかく数をこなすしかないかと思います。

腕立て伏せは慣れが必要な部分もあるので、暇さえあれば腕立て伏せをしましょう。神経系が発達して腕立て伏せの動きに慣れます。

 

実際に実施するときのポイントとしては、下ろす時に力を抜くことです。

力を完全に抜いて落ちるように腕を曲げます。

アゴがついた瞬間に力を入れて一気に腕を伸ばします。

このやり方でやるだけで大幅に回数が伸びると思うので試してみてほしいと思います。 

腹筋

 腹筋も腕立て伏せと同様に2分間行います。

腕を頭の後ろで組み、手が離れないようにします。

その状態で肘を太ももにつけて1回をカウントします。

 

目標回数はこちらも85回です。

対策としても腕立て伏せ同様に数をこなすことしかありません。

結局は筋肉の問題なのでやったもん勝ちな部分はあります。

具体的なトレーニングの方法としては、1回1回確実にこなすのではなく、速いペースでやるやり方が実戦的で合っていると思います。

本番は2分間ですが、1分間で何回できるかなどをやると効果が高いです。

3000m走

この種目が結構ハードルが高いです。

陸上部だった人なんかは比較的楽に走れるようですが、それ以外の人にとってはそう簡単なものではありません。

ただ走り込むだけでは10分台で走ることは難しいかと思います。

インターバルトレーニングやらペース走やらをする必要がありますが、一人でするのはかなり強靭なメンタルがないと厳しいので、可能であれば陸上部を探しましょう。

具体的なペース設定なんかも決めてくれるはずなので一緒の練習することで達成できる可能性はあります。

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 こちらは1500mの練習方法ですが、3000mのタイムも確実に向上させることができるので参考にしてみてください。

走り幅跳び

 走り幅跳びはセンスも必要になってくるので難しいかもしれません。

私は元から得意だったこともあり特に問題はなかったのですが、ほとんどの人はこの種目で1級の基準を切ることはできていないようでした。

私が思うコツとしては、全力で走って高く跳ぶことです。

跳べていない人の特徴として、助走スピードが遅いかパターンか、前に跳ぼうとしているパターンが多いです。

助走が遅いと跳んだときの勢いがないので前に進みません。

前に跳ぼうとすると低空飛行になってしまい、すぐに着地してしまいます。

意識するだけでも記録を伸ばすことができるので、全力で走って高く跳んでみてください。

ソフトボール投げ

この種目も他の種目に比べると得意不得意がはっきり別れます。

そして、短期間で記録を伸ばすことが困難な種目でもあります。

肩の強さを短期間で強くしようと思っても無理があるので、走り幅跳びと同じように意識を変えて対策します。

ソフトボール投げで意識することは助走と角度です。

助走は長めに取りましょう。イメージ的にはやり投げのようなイメージです。

次に角度ですが、45〜60度ぐらいで投げることができれば良い記録が出ると思います。

私の時も角度によって10m近く記録に差がありました。

意識だけで軽く10mは変わってくる種目なのでやってみてください。

懸垂

自衛官には必須の種目です。

懸垂についてはある程度難易度高めですが、自衛隊に入りたいという気持ちで入っている人が多いのでそこそこの記録を出す人が多かった印象です。

懸垂も腕立て伏せと腹筋同様にとにかくやるしかないのですが、メンタル的な部分でも変わってきます。

懸垂は非常に嫌な種目でとにかくきついです。

やってみるとわかりますが、もう無理だと思う瞬間がきます。

しかし、そこから無理してもう1回やってみると意外とできたりするのが懸垂です。

体の限界よりも先にメンタルの限界がきてしまうのが懸垂の特徴なので、そのメンタルの限界に負けないようにしましょう。

まとめ

自衛隊の体力検定を紹介しました。

国を守る職業なだけあって、日々体力を維持されています。

一つだけ言っておくと体力検定は一般的な体力を測るものであり、自衛官の強さというものは測れません。

自衛官の本当の強さはメンタルにあるので体力検定はあくまで参考程度です。

いざという時に発揮する力は本当にすごいので、私たちの生活を守ってくれている自衛官に感謝しましょう。